ども、こんにちは黒いひよこです。
2019年10月6日に「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」がYoutube上で無料配信されました。
(オンライン放送?のようなもので現在は視聴不可、違法配信されているものはありますが、まだ未視聴の方は配信やレンタルで!)
Twitterで感想を見ていると、結構、というかかなりナラティブに対して好意的な意見の方って多いんですね。
非冨野監督の宇宙世紀作品って事で、リアルファースト世代のガノタ(ガンダムの熱心なファン)とかは
前作に当たるUC含め否定的なのかな?と思っていたのですが・・・
というわけで、今回は「機動戦士ガンダムNT」が
ガンダムシリーズの1作品としてみたときに、どういう位置づけの作品なのか?を説明し
個人的な感想」についてを主にして色々書いていこうと思います。
私は今はNTに対してアンチ寄りですので、NTアンチの人ってどんな思考なんだろう?あんなに面白かったのに!
って方に目を通して欲しい。
(中途半端ガノタの戯言ですので、勘違い等もあるかも・・・)
Contents
機動戦士ガンダムNTの時系列と作品位置
宇宙世紀年数 | 作品 | 主な出来事&備考 |
UC0001 | 【機動戦士ガンダムUC】 | ラプラス事件。作品にて回想として語られる。 |
UC0063 | 【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】 | ジオン・ズム・ダイクン急死。ザビ家の前にジオンの中心人物だった人でシャアのお父さん。 |
UC0079 | 【機動戦士ガンダム】 【機動戦士ガンダム サンダーボルト】 【ポケットの中の戦争】 【MS08小隊】 【MSイグルー】 【ガンダム THE ORIGIN】 |
一年戦争。【機動戦士ガンダム】以外の作品は、主には本編では語られなかった様々な地域、小隊、コロニーにスポットをあてた作品群 |
UC0083 | 【機動戦士ガンダム0083】 | デラーズ紛争。ジオン残党と連邦軍の抗争。【機動戦士Zガンダム】にて登場する連邦軍の特権階級「ティターンズ」が生まれる経緯を書く |
UC0087 | 【機動戦士Zガンダム】 | グリプス戦役。シリーズ2作目にあたる。 |
UC0088 | 【機動戦士ガンダムZZ】 | 第一次ネオ・ジオン戦争。シリーズ三作目。 |
UC0093 | 【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】 | 第二次ネオ・ジオン戦争 |
UC0096 | 【機動戦士ガンダムUC】 | ラプラス戦争(第三次ネオ・ジオン抗争) |
UC0097 | 【機動戦士ガンダムNT】 | 不死鳥狩り |
UC0100 | ジオン共和国の自治権放棄 | |
UC0105 | 【閃光のハサウェイ】 | マフティー動乱 |
UC0123 | 【機動戦士ガンダムF91】 | コスモ・バビロニア建国戦争 |
UC0133 | 【機動戦士クロスボーン・ガンダム】 | 木星戦役 |
UC0149 | 【機動戦士Vガンダム】 | ザンスカール戦争 |
※赤字は富野由悠季監督が監督・監修等を行っている作品
↑より詳しくはこちらを参照
「機動戦士ガンダムUC&NT」は、ガンダムシリーズの生みの親「富野由悠季」さんの作品
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」と「閃光のハサウェイ}の空白期間を埋める作品。
前例としては「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」の間にあたる「機動戦士ガンダム 0083」がある。
機動戦士ガンダムUCの個人的な感想
NTの前にいちおうちょろっと記載。
もし、機動戦士ガンダムNT視聴前でかつ機動戦士ガンダムUC未視聴の方が居たら、UCからでもぜひ視聴してほしい。
・機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)
原作小説は連載を追っていたが途中で離脱、OVAはDVDレンタルにて視聴。
基本的にガンダムが付いていればうれしいにわかガノタだが当初はあまり好きではなかった。しかしOVAを見て、アニメで再度見て今では(かなり好き寄りの)イーブン、というか今でも見返したくなる。
ユニコーンは戦闘・音楽・ファンサービスとどれも高レベルだが、アニメはバナージ役の内山昂輝さんの演技がマジでやばかった。
EP7のマリーダ〇〇後の演技はやばいって
機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)
原作は全くの未読(小説版ユニコーンを途中で投げていたので)。当初は劇場版を見る予定はなかったが会社の人に誘われ視聴。
箇条書きにて感想を記述。
正直、NTで福井さん(UC&NTの監督)ワールドは区切りをつけて欲しいってのが本音、また数年したら評価も変わるかもしれないけど
・ニュータイプ神話の行き着く先って?なんだったの?
これが最初の感想。NTのキャッチコピーとして「ニュータイプ神話の行き着く先」ってのがあったけど
NTで描写されたニュータイプの描写って
・無人で動くフェニクス
フェニクス(のサイコフレーム)に宿っているのか、宇宙にリタの魂的なのがあって動かしているのか、よくわかりませんが
UC&NT(福井)作品のニュータイプって(おそらく)ニュータイプパワーで機体を動かしてます。
・ヘリウム基地の臨界爆発を包み込み消す
わかりやすいオカルト現象、CCAの隕石回避やZのハイパーサーベル、ZZの謎シールドと同義
・死者(の魂)との意思疎通
これはもう言うまでもなく
・刻が見える・・・!
UC・NTでは実際に肉体や機械に干渉している描写がありましたね
いままでと同じじゃないすか?やっている事
そもそも、ニュータイプの定義自体が原作者自身定義しきれていないものであるため
答えを出せ、新しいかつニュータイプの力として納得感のあるものを提示しろ!っていうのが酷すぎる事なのはわかっています。
けど、「ニュータイプ神話の行き着く先」ってなんだったの?という感想はぬぐえません。
唯一あげるとすれば、時を遡っている描写は、過去作品には類を見ないものでしたが・・・むむむ
・シナンジュ・スタイン、セカンドネオジオングについて
え?またやるの?って感じ。特にまたネオ・ジオングって・・・
予備パーツがルオ商会から袖付に流れたって設定で、ガンダムシリーズではあるあるなんですが
前作ラスボスそのまま登場ってどうなの?戦闘も派手すぎて大味な気がする
この辺はニュータイプのパワーにスポットをあてての事でしょうが。
・機体スペック&ニュータイプ能力問題
機体スペックが高すぎる(要に見える)というのはUCの時も言われていましたが、機体が色々とやっていることがやばすぎる。
UC93~97間での技術革新(主にサイコミュ関連)が早すぎて時系列は未来(作品発表は過去)の作品とどうしても違和感がぬぐえない。
とはいえ、この辺りは「(MSとしての)ユニコーン機1~3は、文字通り封印される」という事で辻妻を合わせてはいる。
ちなみに時系列的に後の作品(F91やクロボン・V等)ではサイコミュ関連の技術はほぼ進展しておらず
かわりにミノフスキークラフトやミノフスキーフライトの発展形ミノフスキードライブの登場など
ミノフスキー粒子の研究が進んでいます。
この辺は各時代の情勢が関係するんですかね
いや各パイロットのニュータイプ能力が起こした奇跡なんだ!って話であれば
UC&NT>他作品のパイロット
っていう風にどうしてもうつってしまうのも(少なくともニュータイプ能力の戦闘行使においては)、過去ファンとしては受け入れがたいもの
まとめ
収集が付かなくなりそうなのでこの辺で
パラレル作品であるアナザーガンダムであれば、基本的になんでも受け入れられるんですが、やっぱり
宇宙世紀やニュータイプという概念を出されると少し拒絶反応が出てしまう。
余談ですが、私が一番好きなニュータイプオカルト現象は「機動戦士ガンダムF91」のラストシーンなんですよね
宇宙空間に放り出されたヒロインは、バイオセンサー(でしたっけ?)でもとらえきれず、最後は主人公の感覚だけで見つけるあのシーン。
個人的にはガンダムシリーズで一番素晴らしい最後だと思うんですよね。(次点は00のelsの花、こちらはアナザーガンダムでニュータイプとか関係ありませんが)
おかあちゃんの台詞も好き
以上、ガンダムヲタクの戯言でした・・・!