ども、こんにちは黒いひよこです。
前回、iDeCoを中心に様年金制度についての記事を書かせていただきました。
下記リンクでは、国が運営する【基本的に】全員加入の「国民年金」、サラリーマンなら必ず加入の厚生年金
雇い主である企業が行う企業年金制度
そして、各々が自助努力として行うiDeCoの制度について解説しております。
中でも、特に皆さんが気になったのは「iDeCo」についてだと思いますがiDeCoとは
自分で掛け金、運用先(商品)を選べる年金制度
税の控除を受けることが出来る。(年収・掛け金にも左右されるが~60歳までに100万単位で税金を減らすことが出来る)
といったメリットがあります。
さて、話はそれましたがお金の運用に自助努力が求められる今日
何から始めたらいいかわからない!という方向けにピッタリな一冊を見つけたのでご紹介!
が、こちら
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
AMAZONのレビューは☆4.39
なお、今流行りのサクラチェッカーでも問題ありませんでした。
ページ数もそこまで多くなく、会話形式で進みますので内容もするする入ってきます。
私のような投資初心者・勉強中の方には是非読んでみて欲しいのですが、本ページではその内容を超ざっくり紹介していきます。
Contents
定期預金よりはるかにマシな方法【日本国債】
今(2019年)の銀行金利については語るまでもありませよね
とにかくめっちゃくちゃ低い、0.1%とかよくて0.2%
毎年10万円を10年間で、トータル100万円を預けても1%も増えないような時代です。
なら、日本国債のほうが利回りがいいので、お金が減るのが絶対に嫌な方は買いませんか?という事
日本国債とは日本にお金を貸して、10年後に色(利子)をつけて返してもらえるというもの
満期を迎える前に解約しない限りは元本割れすることは無いので
預金として預けておくぐらいなら、もしもの時に必要となるお金以外で国債を運用(買って)するのがおすすめ、というわけですね。
銀行よりもネット証券
この本における先生こと「山崎 元」さんは銀行に親でも殺されたんか?と言いたくなるほど批判的でした。
銀行は自分たちが儲かるものしか売らない、とか
お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかないほうがいいとか
ローンや退職金原資の投資信託はあかん、とか
その真偽は置いておいて
山本さんはお金を運用するのであればネット証券でよいと仰っており、それは間違いないと思いました。
その理由は人件費と地代で
多くの(ついでに高給の)行員と店舗を抱える銀行と
店舗も持たず、マンパワーも少ないネット証券のほうが手数料が安く済むのはごく当然のことですよね
せっかく投資を始めてこつこつお金を増やすのももちろん大切ですが、ランニングコストとなる手数料を安く抑えることも同じくらい大切。
完全に余談ですが、ブログで少しでも稼ぎたい・・・なんて考えのもといろんなサイトを巡っていて
よく言われた(書かれた?)のは生活費の無駄を下げる事
おすすめネット証券会社は?
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」では「SBI証券」と「楽天証券」の2つの証券会社をおススメネット証券会社として挙げていました。
SBI証券は業界最大手、楽天証券は山本さんのお勤め先。
少額投資非課税制度「NISA」、冒頭でも触れた「iDeCo」も当然扱っていますのでこの機会に解説してみてはいかがでしょうか?
一万円から投資をしてみよう
これはいろんな投資入門サイトなどでも言われている事ですね
やってみなきゃ始まんねぇ!ってことです。
本中では、必ず複利で運用すること(元手を増やすため)
して、実際に国債を買っていました。
私も手元の余剰資金(数少ない・・・)を使って実際に投資、その様子を記事にいたしますぞ!
(近日公開)
医療保険は損な賭け、生命保険は安い掛け捨て
この本における先生こと「山崎 元」さんは保険会社に親でも殺されたんか?と言いたくなるほど批判的でした。
私たちが支払う保険料にはもしもの時の保障の他に人件費・広告費も加味されている
医療も生命保険も、給付を受ける(病気になる・死亡する)人が金銭的メリットを享受する。
貯蓄性の保険商品も、保険会社が運用して稼いだ取り分を差し引かれて貯蓄されている
といったところ
これに関しては間違っておらず(その道の本まで出すプロの意見なので私が言うのもおこがましいですが)
私個人としては保障を買う、という考え方が出来ない方にはそもそも保険はお勧めできません。
保険会社の取り分については下記記事などをご参考。
投資信託について
投資信託、投資について調べると必ずと言ってきく言葉ですよね。
仕組みは下記の通り
証券会社などにお金を渡して自分のかわりに運用してもらう
最大のメリットはいろんな人から集めたお金で株を分散して買うことで、万が一のリスクを分散させているという点
大きく増やす可能性も減るが大きく減るリスクも減らせている
本の中では
運用の内容は細かく顧客に開示している、資産は信託銀行扱いなので不正を行いづらい(前者に関しては開示された内容を理解できる必要がありますよね・・・
5000種類近くある投資信託内、99%は検討にも値しないゴミである。(え!?)
と語られていますが、本の中ではその中でもおすすめの商品をあげていました。
そしてもし自分で判断するのであれば、まずは必ず手数料を確認し、手数料が低いものをえらぶようにしましょうとのこと
NISAについて
NISAは国が進めている制度で、税金(コスト)を低くすることが出来るので必ず利用したほうがいいです。
金融商品を買って得た利益には約20パーセントの税金がかかりますが、NISAを利用することで
120万円までの投資額に対して5年間は税金を控除することが出来るのです。
NISAを使用するには専用の口座を作成することから始めます。
NISA用の口座は各ネット証券で発行できるので、先述の「SBI証券」と「楽天証券」のどちらかで開くとよいでしょう。
まとめ お金の勉強第一歩にとても優れた著書でした。
以上、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」のレビューでした。
AMAZONレビューでも書かれていた通り「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」の内容は基礎の基礎で
金融商品の専門的な考え方等は軽く触れている程度でした。
が、投資を始める、投資について勉強を始めたいという第一歩にとても適した著書ではないでしょうか
私自身保険については腰を据えて勉強しており、関連知識としていろんな金融知識を広く(めちゃ)浅く携えているつもりでしたが、良い勉強になりました。
ちなみに
結婚するのは特なのか?
家を持つ?賃貸が得?
老後は一体いくら必要なのか?
お金で一番大切な事とは?
等、本ページで触れてない項目も多数。
単純な金銭の動きだけでは計れないテーマも多く、政界は人それぞれですが、自らのライフプラン・考え方を改めて考えるいいきっかけにもなる一冊でした。
ちなみに
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」はAmazon Prime会員だったので無料で読めました!(2019年9月現在)
Amazon Prime会員では、アニメ・音楽・Kindle本・そして物販とお得なサービスを年会費4,900円で使用できます。
今回購入していたのならば1,000円以上、かつ私は常日頃からAmazonのサービスを広く使っているため、普通にお得
お時間あれば下記リンクにて加入をご検討ください。
以上、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。