ども、こんにちは黒いひよこです。
本ページでは現在主流の生命保険商品の簡単な解説・解説記事へのリンク
評価を個人的な意見も少し交えつつ記載します。
Contents
定期保険
結婚し出産を終えた・子育て中の、比較的若い家族におすすめの保険です。
家族の中の収入面を支える方にかけ、保険期間中、万が一亡くなってしまった際、残された家族のために高額の保険金が受け取れる商品です。
掛け捨ての商品ですが、安い保険料で大きな保障を得ることが出来ます。
ただし、家族に必要なお金というのは
新しいお子さんが生まれる
ローンを組んで大きな買い物をする
といったことが無い場合、年々減るものなので定期的な見直しが必要になります。
個人的おすすめ度 ★★★★☆
ある程度決まった期間にまとまった保障が必要な方にはおススメです。
保険はとにかく最低限!なるべく入りたくない!
という方でも、養う家族がいるのであれば必ず必要になる保険です。
養老保険
定期保険同様、保険期間を定めその間死亡保障を得られる保険です。
定期保険との違いとしては、お金の貯蓄効果があり保険料が高め
支払った保険料のうち死亡保障に充てられる部分、保険会社の取り分などになる分を除いた分が貯蓄され、保険会社に運用され増やしてもらえる商品です。
個人的おすすめ度 ☆☆☆☆☆
貯蓄効果のある保険とはいえ、昨今は超々低金利故、あんまり増えません。
保険期間にもよりますが満期(保険の終わり)を迎えても、受け取れる額は支払った保険料より低くなると思ったほうがいいです。
なので、死亡の備えは定期保険等掛け捨ての保険で準備し、浮いた費用で自分で投資に割いたほうが合理的だと考える方が多いようです。
終身保険
終身保険とは、「保障が一生涯続く保険」です。
保険料の支払期間は一定期間のタイプ、一生涯支払い続けるタイプとありますが
「保障が一生涯」続くものであれば「終身保険」です
養老保険同様、保険料の一部を保険会社が運用してくれます。
早期に保険料を払い込み、保険を置いておけば解約した際に支払った保険料以上のお金を受け取ることが出来ます。
個人的おすすめ度 ★★★☆☆
養老保険同様、今の日本は低金利なので解約返戻金の増加はあまり大きいとは言えません。
ですので、今の主流商品は 「外貨建終身保険」と「低解約型終身保険」
どちらも運用効率を上げるために設計されており、リスクはありますが、きちんと理解して入れば十分選択候補に入る保険です。
詳しくは↓から
現在主流の終身保険、外貨建終身保険と低解約型終身保険をざっくり解説!
個人的には20代のうちにきちんと払い込める無理のない範囲の保険料で入るのはいいと思います。
というのも、保険会社が勝手に運用してくれて、契約時取り決めた運用率は(つぶれでもしない限り)必ず守られるので
若いうちに最低限の保障を持ちつつ、(微増とはいえ)安全に資産を増やしつづけることが出来るからです。
収入保障保険
その名の通り、収入を保障する保険です。
主には、残された家族の生活費を補う事が目的で定期保険とかなり酷使しています。
加入時に決めた保険期間中に死亡した時・高度障害となった時から
保険期間の満期まで保険金が給料みたいに毎月(毎年)受け取ることのできる掛け捨てタイプの死亡保険です。
歳をとるたびに受け取れる保険金の総額が逓減していくため、定期保険よりも安く・効率的に死亡保障を備えることが可能な商品となっています。
個人的おすすめ度 ★★★★★
収入保障保険は残された家族に必要な保障を合理的に準備することが出来ます。
収入保障保険については下記で詳しく触れています。
結婚・出産は保険の見直し・加入のタイミング。若い方が万が一に備える主流の保険を3つ解説します!
医療保険
医療保険は公的医療保険制度ではまかなわれない費用を補うための保険です。
差額ベット代を筆頭に、なんだかんだでかかる治療や入院に伴う費用をカバーする商品です。
医療保険は本当に必要なのか?【公的医療保険があるから大丈夫?】
↑では公的医療保険について
医療保険ってどんな保険?オリックス生命「新CURE」をベースに解説
↑ではより詳しく医療保険を解説しています。
個人的おすすめ度 ★★★☆☆
貯金が2~300万もあればよっぽど重い病気にならなければ対応できるので
重い病気も貯金でカバーできる!という方には極論必要ない保険だといえます。
逆に考えれば、突然の高額出費には耐えられない(急な出費には耐えられない!)という方は必要に
しかし、医療保険で特筆すべき点は、公的医療保険制度では全く賄われない先進医療に備える特約、先進医療特約です。
先進医療の保障はかならずもっておきたい保障ですので
保険料が安い若いうちに、もしくは医療保険に入れるうちに※
最低限の医療保険+先進医療特約
という組み合わせでの加入をお勧めします。
※一度重い病気になった方は医療保険への加入を断られる可能性があります。
がん保険
がん保険はがんに特化した医療保険です。
がんと診断されたら一時金いくら・・・
がんで入院したら入院日額いくら・・・
手術したらいくら・・・
という風に給付金を受け取れます。
保障範囲ががんに限定してありますので、設定金額などにもよりますが医療保険より保険料を安く抑えられます。
個人的おすすめ度 ★★★★★
がんのやっかいな点は突然やってくるということ
例えば医療保険でよく聞く三大疾病の「心疾患・がん・脳血管疾患」
このうち「心疾患」と「脳血管疾患」は毎年の健康診断で兆しがある程度見えるんです。
高血圧気味ですね~、とか肥満気味、運動不足気味という風に
でもがんだけは自分のリスク管理ではどうすることもできない面が非常に大きい。
という事を考えると、せめてがんに対する保障だけは準備しておいたほうがいいと考えられます。(安い保険料で大きな保障を得られますので)
介護保険
保険会社が定めた所定の条件、もしくは公的介護保険の要介護認定の1~5(商品によって異なる)に当てはまると給付金が受け取れる商品です。
医療技術の発達により平均寿命は延びていますが、その一方で
健康でない状態で生存する、生きるのにお金がかかる状態、要介護状態で生存するという、俗にいう
長生きリスクを負う方も増えています。
長生きを「リスク」ととらえるのはなんとも悲しいことですが・・・
介護の費用を保険でカバーしよう!というわけですね
個人的おすすめ度 ★★☆☆☆
介護にかかる費用は
自宅で家族の支援を受けながら(最低限度+αの生活と想定)であれば
150万~300万
公的介護で施設サービスを利用しつつ、老人ホームなどで生活の場合
850万~1,700万
というのが私の今の見立ててです。(地域の介護サービス相場、利用する老人ホーム(特老)のグレードで更に振れ幅が出ます・・・すみません)
大分振れ幅がありますね。というのも
・いつ介護が必要になるのか
・どれぐらい長生きできるか
・どのくらいの重さの要介護状態になるのか?
等、疾病リスクと違って
ですので介護にのみ備えられる介護保険を用意するのであれば
介護にも備えられるお金をしっかりと蓄えたほうが合理的なのかな?って個人的には思うからです。
介護に関しては
公的介護保険の仕組みと介護の費用を徹底解説
↑で解説しておりますのでこちらも是非
学資保険
主には大学の入学費用、子供の将来の学費を準備するための保険です。
私も(子供の頃)おばあちゃんが加入してくれた学資保険で家計を助けられていたみたいです
また、ある種、養老保険に近い機能を持ちます
ということは・・・?
個人的おすすめ度 ★★★☆☆
市場金利の低下に伴い、養老保険同様高い運用率は望めません。
なのでやっぱり養老同様、単純に運用性だけを見たらあまりお勧めはできません。(支払保険料>受け取れる額、になりえますので)
とはいえ、お子さんの学費のための貯金は必ず必要になる人がほとんどだと思いますし
生活費と同じくらい、お子さんの学費は大切なもの
それゆえ低リスクで確実な学資保険は十分選択肢になりえます。
何より、両親が亡くなった時の保障は保険にしかない機能
個人年金保険
準備中・・・
変額保険
準備中・・・
最後に
ここでの評価はあくまで個人的なものです。
やっぱり保険の有用性って個人の考え方や収入面等様々な面に左右されますので
とはいえ、その言葉を逃げの文言にするのではなく、保険や資産を考える方、代理店へ相談へ行く方の
一人でも多くの方の参考になるよう更新し続けていきたいと思います。
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