ども、こんにちは黒いひよこです。
今回は自傷行為がテーマ。
※痛いのが苦手な方は注意!
かくいう私も自称自傷癖の人間です。
自傷行為って理解できない人には本当に理解できない行動だと思います
自分の自傷癖に悩んでいる方や、大切な人が自傷癖の人等は一読してほしいです。
どこまでが自傷行為なのか
一口に自傷行為といっても、その種類は様々。
自傷行為に悩む方はもちろん、自傷行為とは全く無縁だと思っている方も一度ご確認を
案外身近なあの行為が、自傷行為かもしれません・・・?
・自らの体を切りつける行為
代表的なものはリストカットやアームカット
・自らの体をやけどさせる行為
根性焼き(タバコの火を体で消す行為)や熱湯をかける
・頭や腕で壁を殴る
・髪の毛やまつ毛、眉毛自分の毛をむしる行為
・爪をはがず、爪を噛む、皮やかさぶたを剥く
・唇をかむ、薄皮をはぐ
等が当てはまります。
リストカットややけどは納得だと思いますが、爪を噛む、唇をかむ、髪の毛を抜く・・・などは意外なのではないでしょうか
とはいえ、爪かみや毛抜きは、幼いころからの癖とかもあるので
しょっちゅう深爪してしまう、とか尋常じゃない量の毛を抜いてしまう等、度を過ぎていなければそれほど気にする必要は無いと思います。
(治したほうがいい、悪癖ではありますよ!)
自傷行為をなぜ行うのか、自傷行為の目的
次は自傷行為をおこなってしまう原因です。
ここでは前にあげた爪かみ等の軽度の物は省き、リストカットややけど等、痛みや出血を伴うものを指します。
・ストレスからの解放
精神的苦痛を肉体的苦痛にかえて忘れたくて・・・っていうとわかりやすいかもしれません。
・自分自身を許せない、戒め
これは、責任感が強い方や、自己評価が低い人などが陥りやすく
自分を律することが出来なくてくやしくて痛みを与える、仕事や学校でうまくいかず、そのストレスから自らに痛みを与えてしまう
・SOSを周囲に伝えたい
精神的に辛く、恋人や家族にSOSを発する手段として傷をつけてしまうパターンです。
・注意!過去のトラウマや家庭環境、いじめなどで自傷癖がついてしまっている場合
上記であげた、精神的負荷から自傷行為を行ってしまうとはちょっと違い
親から愛情を得られず育ってしまった、長年のいじめ等で強いトラウマが起因しているケース。
共通するのは心に強い負荷がかかった際、そのはけ口として自傷行為をおこなってしまう。ということ
※私の場合
上記の自分自身を許せないに加え、強い怒りややりきれない思いが爆発しかけると、感情の高まりをおさえるために自傷癖に及ぶことがあります。
一番ひどい時はアームカット、あとはホチキスを腕に刺したり。
アームカットは今まで数える程で、最後にやっちまったのは3.4年前。
今も傷跡が残っており、正直あまりお勧めできません。(痛いし!
ホチキスは程よい出血と痛み、ほぼ綺麗に傷跡が消えるので
どうしても落ち着くのに痛みが欲しい・・・って方はホチキスはお勧め
(やらないほうが一番ですが)
爪を噛む、唇をかむ、髪の毛を抜くなんてしょっちゅうよしょっちゅう
自傷行為は異常な行動ではない
前述のとおり、自傷行為とはストレスの発散行為、精神的苦痛の逃げ道といえます。
また、自身を傷つけることで、鎮静効果のため、麻薬性の脳内物質が分泌されることがわかっているとか
思春期の中高生の1割ほどは、自傷行為を行うことがわかっています。
大半の人は心の負荷に対してこのような対応はとらないと思いうので(スポーツやおしゃべり、お酒やゲームなどなど…
自傷行為になじみのない方は異常な行動に見えてしまうかもしれませんが、決して異常な行動では無いってことはわかってほしいところです。